公立中高一貫校という選択

難関国立7大学合格者数、公立中高一貫校トップはあの学校

2019.11.22

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EduA編集部
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2020年度から導入される「大学入学共通テスト」では、英語民間試験の活用見送りが決まり、国語と数学の記述式問題導入も採点の公平性が保てるかなどと批判を浴びています。ところで、記述式問題といえば、公立中高一貫校の入学者選抜で行われる「適性検査」のほうがよほど本格的で、大学入試改革を「先取り」しているといえます。その公立一貫校から、2次試験で記述式問題を課す東大や京大など難関国立7大学へ進んだ生徒はどれぐらいいるでしょうか。今年の合格者数(浪人を含む)の上位10校のデータ(グラフ)をまとめた大学通信の安田賢治常務に解説してもらいました。

トップは京都市立西京高。2004年に付属中を開設し、一貫校化しました。学区制の残る京都で「エンタープライジング科」を設け、優秀な生徒を府内全域から集めた結果です(ただし付属中は京都市内のみ)。市立堀川高が「探究科」を設置して大学合格実績を急伸させた「堀川の奇跡」の続編といえます。

一方、2位の県立千葉高はもともと県立トップ校。茨城県でもトップ校が一貫校化するため、大学合格実績がどう変化するか注目です。東京都や埼玉県のようにトップ校は一貫校にしない自治体も多いので。

3位以下は宮崎西高、県立広島高、岡山操山高など西日本勢がやや目立ちます。公立中高一貫校第1号の宮崎県立五ケ瀬中等教育学校をはじめ、早期に一貫校化した学校が西日本に多いことも影響しているのかもしれません。

全国の公立中高一貫校の準難関を含む国公立大合格者数を、大学通信が都道府県別にまとめました。詳しくは次のリンクへ 「公立中高一貫校の国公立大合格者数(2019年)」

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