予備校リレーコラム

医学部現役合格のチャンスは広がっている!医学部受験に向けてやるべきこと

2019.10.17

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駿台予備学校
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  • 医学部ブームのピークは過ぎて、志願者数は減少。加えて、現在の医学部入学定員は、2021年度までは維持される見通し
  • 医学部合格には、基礎を固めて不得意分野をなくすことが何より重要
  • 高3生は、本格的に出願校を考える時期に

医学部医学科(以下「医学部」)ブームのピークは過ぎて、近年、志願者数は減少傾向にあります。加えて、近年増加した医学部の入学定員(2019年度9420人)は2021年度までは維持される見通しとなっており、間口は確実に広がっているといえます。さらに模試での医学部志望者の成績レベルも少しずつダウンしているため、ぜひこのチャンスを生かしましょう。合格に必要な学力の養成のためには、まずは学校の授業を大切にし、基礎学力をコツコツと固めて不得意科目をなくすこと、全ての科目で満遍なく学力を上げていくことを心がけていきましょう。なにより「みんなが解ける問題は絶対に落とさない」ことが重要です。

国公立大医学部は、まずはセンター試験(2021年度入試以降は共通テスト)が大きなポイントとなります。決して難問が出題されるわけではありませんが、これまで基礎学力をコツコツと積み重ねてきたかが問われる場となります。年度によって科目ごとの平均点に変動が発生する場合がありますが、どのような難易度であっても一定の力を発揮できるように準備して、第一志望を貫きましょう。なお、2021年度入試からの共通テスト(2021年1月実施)も引き続き、対策用としてセンター試験の過去問を利用できますので、高2生の方も共通テストへの過度の心配は不要です。

センター試験で失敗すると、医学部への出願自体を諦めることになりかねません。また、医学部入試では学力だけではなく、面接・小論文などで「医師になるにふさわしい資質」「この大学に入りたいという熱意」があるかどうかも問われます。入試直前には模擬面接などで雰囲気に慣れることが必要ですが、普段から学力養成に加えて部活動や学校行事などにも全力で取り組んで、幅広い経験・体験を積んでいくことも無駄にはならないでしょう。なお、医学部入試は、景気や、国や地方の医療行政の施策など社会状況によって、大きな影響を受けます。将来的に、経済状況の変化や入学定員の大きな削減があると医学部入試は一気に厳しくなる可能性もあります。2020年度からの高大接続改革の具体的な内容とともに、医師養成の政策の行方にも注意をしていく必要があります。

高3生は、そろそろ本格的に出願校を考える時期になってきます。私立大を含めると、医学部の入試スケジュールはセンター試験終了直後から始まりますので、プランの立て方もポイントとなります。出願校を選定するにあたって、医学部は国公立大・私立大ともに各大学の出題傾向をある程度つかむことが重要です。そのためには、11月くらいから過去問研究を行う時間をとって、出願校を選ぶ参考にしていくとよいでしょう。センター試験後は、翌日の1月20日(月)にデータネット(駿台予備学校・ベネッセコーポレーション共催の自己採点集計)に参加し、その成績表や資料を確認しながら最終的に出願校を決定します。

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インターネット出願の導入に伴い、募集要項・出願書類がWEB掲載のみの大学も多くなっていますが、一方で出願書類を大学から取り寄せなくてはならない大学もまだあります。そうした大学の募集要項などの取り寄せをセンター試験後に行うと、入手が遅くなり出願に間に合わない可能性もあります。センター試験の結果次第では、現時点の第一志望校から変更して出願することもあります。これまでの模擬試験の成績や過去問研究の手ごたえから、出願する可能性のある大学の募集要項などは年内には取り寄せるか、あるいはダウンロードしておきましょう

私立大は、試験日が連続する日程になるのは覚悟しなくてはなりませんが、それでも最も実力を発揮できる日程を組むことが可能か考えてみましょう。入試本番は、思った以上に体力と精神力を消耗します。第一志望の受験日が連続日程の最終日になってしまい、疲れて実力を発揮できなかった、ということにならないよう、自身の体力も考えて入試日程を検討してください。また、私立大ではほとんどの大学で2次試験がありますので、2次試験も含めて他大学の受験日と重複しないよう意識して日程を組むことも必要です。

高1・2生は具体的な志望校について考えるにあたり、入試説明会や大学祭などに参加して大学の雰囲気に触れることもいいでしょう。参加することによって「絶対にこの大学に入りたい」というモチベーションにつながることもあります。また、駿台予備学校の市谷校舎と大阪南校では、10月27日(日)に全国の国公立大学医学部医学科が参加(資料参加含む)する「全国国公立大学医学部医学科説明会」を開催します(無料・事前申し込み制)。大学教員・入試担当者による説明会、個別相談会や、駿台OB・OGの医学部生に質問や相談ができるコーナーなどを設置。医学部を目指す皆さんにとって、一度に有益な情報を入手できるチャンスです。ぜひ参加してみてください。

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(医学部専門校舎 駿台予備学校市谷校舎 宮辺正大 校舎長)



  • 宮辺正大 校舎長からの校舎紹介

    市谷校舎は、駿台の中でも唯一無二の医学部専門校舎として過去40年近くにわたり、圧倒的な合格実績を積み重ねてきました。授業や入試情報などが医学部に特化しており、最高の環境ですが、合格を勝ち取るために必要な学力を養うためには正しい勉強を行うことが最も重要です。それは、単に受験を乗り切るためのテクニックに終始せず、医師として働く際にも生きるであろう自ら学ぶ姿勢を身につけてもらうことです。市谷校舎の指導力と情報力、医学部志望者の情熱が交わる時、医師への道が開かれます。講師・スタッフ一同、皆さんの医師への第一歩を全力で応援いたします。

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