「6年生の親がすべきこと」 中学受験の悩みにお答え!

入試まであと100日 子供のやる気が低下、親は不安でパニック! こんな時どうする?

2019.10.01

author
安浪 京子
Main Image

「子どものやる気が感じられない」「過去問はいつから?」 中学受験、保護者の悩みをすっきり解決!カリスマ家庭教師がQ&A方式でお答えします。 最後の1年で子どもは変わる!

Q.入試まであと少しなのに、やる気が下降しているようです

入試まであと100日――カレンダーにそう書かれているのを見て、「よし、やるぞ!」と奮起する受験生は稀。ほとんどの子どもが「まだ100日もあるのか」「早く終わってくれないかなぁ」といった状況で、「あと100日しかない! 本当に間に合うのだろうか!?」と不安に押しつぶされそうになるのは親の方です。

親の焦りと反比例して、当の受験生は覇気がなく、偏差値も下降気味……「なぜこの時期になって!」とパニックになりますが、私が教えてきた受験生も半数以上がこの状態に陥っていました。

理由は簡単、子ども達は疲れているのです

学校で6時間目まで授業があり、そこから塾で4時間近く座って勉強。9月以降は塾にいる時間、模試の回数が増え、家では過去問にも取り組まねばなりません。さらに親が「うちの子はここが苦手だから」と弱点補強に本腰を入れ始め、少しでもボーッとしているとすぐに怒号が飛ぶ……。子どもからすれば、ただでさえ体力を消耗している上に毎日が勉強と小言だけで埋め尽くされ、心身共にヘトヘトなのです。息苦しいのです。

きょうこ先生イラスト9.24-2.png

今の時期だからこそ、受験生は優先順位の高いもの以外はバッサリ切り捨てましょう。塾から出されている課題の半分になっても構いません。手元に残った、志望校合格のために本当に必要なものだけを淡々と、そして精度高く仕上げていくことが肝要です。精度を高めるには時間数よりも集中力が必要であり、集中力を発揮するには子どもの体と心に余裕が必要です。それは睡眠であり、食事であり、休憩であり、勉強以外の会話です。

以前、「受験が終わったら何をしたい?」との問いに「一人になりたい」と答えた子がいました。失速している子達は、そこまで疲弊しています。

今の時期に追い込み過ぎると、子どもは直前期で必ず失速します。上昇カーブに乗せていくためには、何より覇気が必要。好きなものをたらふく食べさせ、家族で思い切り笑い、たっぷり寝かせてあげてください。翌朝、お子さんの顔に覇気が少し戻ってきているはずです。

6年生の親がすべきこと年間表(前半)
6年生の親がすべきこと年間表(後半)

Latest Articles新着記事