世界2大教育法から学ぶ

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育から学ぶ、子育てのヒント

2019.08.21

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おおたとしまさ
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正解のない世の中でも、たくましく生きる子どもに育てるため、親にできることは--。 その手がかりを世界2大教育法に求めた。(企画・構成/教育ジャーナリスト・おおたとしまさ)

社会が激しく変化しているのだから教育も変わらなければいけないといわれている。社会の変化とは、既存の社会構造をそのまま拡大していくことが「正解」だった時代が終わり、新しい価値観をつくり続けなければいけない「正解のない社会」になったということだ。それに合わせて、既存の社会構造において必要な「部品」としての「人材」を育成するのではなく、みんなで知恵を出し合って新しい価値を生み出し、それに基づく社会をつくる力がある人を育てるように、教育も変わらなければならない。

産業革命以降広まった画一的な学校教育を変えようという考えから、この課題は、実はヨーロッパを中心に100年以上も前から議論されてきた。現代の日本だけの課題ではないのだ。実際に「モンテッソーリ教育」「シュタイナー教育」「レッジョ・エミリア教育」「ドルトンプラン教育」「サドベリー教育」「フレネ教育」「イエナプラン教育」などいくつもの新しい教育法が考案され、従来の教育法に対して「別の教育法」という意味で、これらは「オルタナティブ教育」などと呼ばれる。この特集では、そのなかでも特に有名な「モンテッソーリ教育」と「シュタイナー教育」の理念から、これからの時代における教育のあり方および子育てのヒントを見いだしたい。

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