「6年生の親がすべきこと」 中学受験の悩みにお答え!

夏休みの受験勉強、息抜きはどこまで? 受験生の旅行はNG?

2019.07.30

author
安浪 京子
Main Image

「子どものやる気が感じられない」「過去問はいつから?」 中学受験、保護者の悩みをすっきり解決!カリスマ家庭教師がQ&A方式でお答えします。 最後の1年で子どもは変わる!

Q.夏休み中、息抜きはどの程度必要ですか?

勉強ばかりでは子どもも息が詰まるだろうし、かといって夏休みは受験生にとって大切だし……悩みどころですよね。

6年生は、できるならば「勉強漬けの夏休み」が理想です。学習密度はもちろん大切ですが、「勉強をやり切った!」という事実が自信につながります。

ただし、一か月半ある夏休みを走り続けるのは、(よほど勉強が好きな子でない限り)至難の業であり、高いモチベーションを持っていたとしても、必ず疲れは出てきます。

ではどうすればよいのかというと、仕事であれ勉強であれ、最も効率を上げるためには「余裕」を作ることです。つまり「息抜きの時間」をきちんと確保することです

「勉強しない時間」を意識的に確保しましょう

たとえば、お腹が空いている時に元気を出そうとして、お腹一杯まで食べ過ぎてしまうと逆に動けなくなりますよね。最適に動くためには「腹八分目」なのです。

毎日勉強をすることは、学習の習慣づけの観点からも大切ですが、それ以上に大切なのは学習密度です。勉強で行き詰まっている時も、学習密度を上げるために、気分転換を取り入れる必要があります。半日だけ釣りに行く、映画を観に行くことによって元気になり、勉強に集中できるようになった例は多々あります。

要注意なのは、お盆などに宿泊旅行することです。1泊以上の旅行をすると、大抵の子どもは勉強のペースが崩れます。崩れたペースを取り戻すには一週間以上かかり、お盆後は勉強に気が入っていない……という状況を招きやすくなります。

長時間にわたる気分転換(一日以上のレジャー)を入れられる場合は、ペースが乱れるのは当然という前提を親が持っておきましょう

そして、夏休みが終わったら「やっぱり息抜きも必要だったね」ではなく、「本当に勉強漬けだったね。よく頑張ったね!」とほめてあげてください。この親子の絆が、秋以降のシビアな日々を支える重要な鍵となってくるのです。

どのみち、入試までの半年間は、必ずどこかの時期でペースが崩れるものです。いち早くその状況から脱出する力も入試にとって必要ですので、どのような状況も入試、ひいては人生において必要な力を鍛える場だと思ってください。

6年生の親がすべきこと年間表(前半)
6年生の親がすべきこと年間表(後半)

Latest Articles新着記事