「6年生の親がすべきこと」 中学受験の悩みにお答え!

どれだけ勉強しても成績が上がりません

2019.06.18

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安浪 京子
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「子どものやる気が感じられない」「過去問はいつから?」 中学受験、保護者の悩みをすっきり解決!カリスマ家庭教師がQ&A方式でお答えします。 最後の1年で子どもは変わる!

Q.どれだけ勉強しても成績が上がりません

学校から帰ってきても一切遊びに行かず、ずっと勉強をしているのに全然点数に反映されない……聞いていてこちらもつらくなる相談です。

相応に勉強しているのに点数が上がらないのは、ひとえに「勉強の仕方が間違っているから」です。これはお子さんを責めているわけではなく、どのように勉強すればよいかを教えてもらう機会がない、ということに尽きます。

一番多いのが「眺めて写して終わり」という勉強法です。特に暗記科目系に多いのが、テキストの重要単語にマーカーで線を引き、練習問題を解く際にチラチラとテキストを見て答えを探す、というスタイルです。しかし、これは単なる作業です。

算数も同様です。問題を読み、テキストや塾の解説通りに式を写しておしまい。しかし、途中の計算は自分でするので算数を解いた気になってしまうのです。このような方法では、点数は上がりません。

勉強の仕方が間違っているからです

では、どのように勉強すればよいのでしょうか。理科、社会の知識系ならば、覚えたこと、理解したことを自分なりにアウトプットすることです。白地図に解答欄がついているようなものは、子どもは解答欄の位置で答えを覚えてしまいます。この方法では、テストになると点が取れません。

たとえば「北海道地方」が該当単元ならば、北海道の地図を自分で描かせ(何も見ずに描くのが理想ですが、難しければ地図を見ながら)、そこに山脈や川、産業などを書き込ませながら30分間北海道について話してもらいましょう。詰め込んだ知識が、そこで有機的につながってきます。理科でも、植物の断面図や地層などを自分でかき、名前や特徴を書き込ませましょう。ほとんど何も書き込めない場合は、知識が入っていないということです。

算数は、解いたものを「自分の言葉で説明させる」に尽きます。自分の言葉で説明できるようになるには、解き方への理解が必要です。どのように考えて解くのかという部分こそを、塾で先生にきちんと教えてもらう必要があります。

お子さんが「勉強=作業」と勘違いしていないかどうか、これらの方法でチェックしてみてください。

6年生の親がすべきこと年間表(前半)
6年生の親がすべきこと年間表(後半)
中学受験 6年生の親がすべきこと
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